(この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません)
踵(かかと)の痛みは、腰に痛みがある時に稀にみられる身体のサイン。
全身の骨格がバランスを失って腰の痛みを覚えることが多いですが、全く無関係と思われるかかとに痛みが現れる場合があります。
命にかかわる事もなく運動機能に支障が出る事もありませんが、全身バランスの土台としての踵の痛みは見逃してはいけません。
かかとの本来の接地面には脂肪組織が備わっていて、正しい位置で接地していれば痛みが出ることはありません。
しかし偏平足・ハイアーチ(甲高の足)・変形性膝関節症・腰痛などでかかとの接地部分が変わってくるために痛みが出ることがあります。
さらにこれらのどれにも当てはまらない痛みがこの一年間で二人に見られました。
発生頻度としてはごく少数ですがご本人にとっては深刻な症状です。
朝の起き抜けの一歩や立ち上がっての歩き出しに激痛が走り、トラウマになっている場合もあります。
様々な原因を探った結果、かなり有力な原因と思われるのが膝の後ろにある足底筋の硬縮によるものです。
足裏にも同じような足底筋膜という部分がありますが全く別の物です。
この部分の張りを解消することで、それまでの痛みが解消できることがわかってきました。
ではなぜその筋肉に硬縮が起きるのかと言えば、坐骨神経痛で引き起こされているようです。
ごく稀にではありますが誰にでも起こりうる症状です。
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